2016年度 人為的攪乱による湿地再生事業の実施
都沢の湿地再生事業では、自然遷移と外来生物の増殖の課題である
陸地化を解決するため、当初ヨシやマコモの草刈りを行っていました。
しかし、刈取りだけではとても遷移を止めることができず、数年前から
重機(ショベルカー)による人為的な攪乱(かき混ぜる)によって、
ヨシなどの大型湿性草本や表土を剥ぎ取り、湿地土壌内で休眠している
埋土種子を活用し、小型湿生草本群落再生をすること目指しています。
今年度も、都沢湿地の北側区域上部に攪乱区域を設定し、12月と3月の
2回に分けて攪乱作業をおこないます。
攪乱事業実施中は、一部通行できない部分があるなど湿地散策される方
にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。